神奈川県立相原高等学校 完成!!
2017年より工事を行っていました相原高校が4月より開校しました。
総延床面積1万8千平方平方メートルを超えるすべての施設が完成しました。




設計コンセプト

 「六次産業教育を実践し未来につなぐ学校」を設計コンセプトとし、食品・畜産・環境・ビジネスという多様な機能を持つ校舎をそれぞれコンパクトに計画し、明確な動線で結ぶことで生徒が活き活きと学習する魅力ある学校づくりを目指しました。
 各棟中央に設けたプロムナードはガラスを多用した2階建ての渡り廊下で構成され、旧相原高校のイチョウ並木を再現し、生徒が行きかう象徴的な動線軸になるとともに、直行する本館2階室内から食品科学科教棟、環境緑地科教頭、畜産科学科教棟へ直接アプローチでき、衛生面の管理、視認的効果の点でも機能を発揮しています。
 各校舎は4階建ての本館からプロムナードに沿って3階、2階と低層化し、各教室への採光・通風に配慮しています。特に規模の大きな本館は、中央に(4層吹抜け)中庭を設け、明るく見通しの良い廊下を機能的に配置することで、普通教室や特別教室に良好な学習環境の提供を可能としました。
 牛、豚、鶏舎を主とした畜舎棟は大架構の木造建築を採用し、敷地の中央部に配置することで、隣接する林場・圃場を近接する住宅地との効果的な緩衝地として生かし、臭気や騒音の影響を軽減させています。
 
 新たな学校施設は、多彩なカリキュラムに対応する各棟を機能的につなぎ、既存の自然環境を生かしたキャンパスのような高等学校プロジェクトです。
 
 ■1工区 
本館・特別教棟他

 
外観                              中庭

 
吹抜(緑化)                           1階ホール

 
視聴覚室                           普通教室


2工区 
食品科学科教棟、畜産科学科教棟、環境緑地科教棟・実習棟、渡り廊下、直売所他
 
  食品学科教棟外観                      畜産科学科教棟外観

  環境緑地科教棟外観                         渡り廊下

 
交流プラザ                           直売所

 
実習教室                          実習教室


3工区 
体育館棟、部室棟、渡り廊下他
 
体育館                            体育館

 
アリーナ                            ステージ

 
サブアリーナ                            部室棟


4工区 
牛舎、豚舎、鶏舎、堆肥舎、車庫、見本家畜舎、馬小屋他
 
全景                             牛舎

 
牛舎                                豚舎

 
豚舎                               鶏舎

 
鶏舎                             堆肥舎

 
車庫                                 車庫